2016-03-22 第190回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
○政府参考人(森本浩一君) 今年度まで掘削を行ってまいりました形成年代が比較的まだ若い伊平屋サイトとは異なり、成熟した鉱床であると想定されて、御指摘のように、採取された鉱石の品位が高い久米島の近海のごんどうサイトの掘削を現在検討しているところでございます。
○政府参考人(森本浩一君) 今年度まで掘削を行ってまいりました形成年代が比較的まだ若い伊平屋サイトとは異なり、成熟した鉱床であると想定されて、御指摘のように、採取された鉱石の品位が高い久米島の近海のごんどうサイトの掘削を現在検討しているところでございます。
○向井説明員 今回とりました地質調査所の衣笠課長の行動についてでございますが、先ほど申し上げましたように、衣笠本人といたしましてはこの下北半島及び北海道といったような地層の形成年代に対して学問的興味を持っており、先ほど申しました機会に原燃サービスの案内で現地を、サイトを見学したということでございます。
○向井説明員 若干、学問的興味の中身をごく簡単に申し上げますと、御本人は特に下北半島及び北海道の第四紀層という地層年代に極めて御関心をお持ちでございまして、また、学会におきましては当下北半島及び北海道につきましては幾つかの論文が出されておるということで、本人はこの付近の地層の形成年代については特に強い御関心があったということで、この機会に二十八日にサイトを見学されたということでございます。
ところが、当局側の説明は切っていないと言いながらその後はどういう説明になっているかというと、安田層の形成年代というのがミンデル、リス間氷期であって十二から十四万年前であって、原発建設の障害となるアメリカの原子力規制委員会等の基準であります三万五千年より古い断層なんだ、だから問題はないという判断をして安全だという評価を下しているんです、安全審査会の場合。
○説明員(逢坂国一君) 安田層の形成年代につきましては、化石分析とそれから第四紀海水準変動の対比においていろんな文献を参考にした、それから下末吉海進の年代についてもその考察がなされているというふうに書かれております。 炭素の測定方法を用いることも参考文献としてはやられるかと思いますが、それだけが科学的な手法であるというふうにも……。地質の場合にはいろんな方法、文献を参照してやります。
○説明員(逢坂国一君) 大体それで間違いないと思いますが、最後の点につきましては、私が申しておりますのは、番神砂層の形成年代が古いということで、それを切っていないから原子炉の安全上は支障ないのであるということでございます。
中身をちょっと読んでみますと、 審査関係者の話を総合すると、これらの断層の形成年代は新しく、形成後、地盤変動がある程度あったと見られており、地震とかかわり合う活断層と考えられている。 このため、これらの断層の影響や評価をめぐり、審査委員の評価がくい違い、調整に時間がかかった。
同行した和光大学の生越教授、この方は御承知のように地質学の権威者ですが、若狭湾や福島など他の地点と比べ形成年代からいっても新しい、また水分も多く含んで風化が激しく、ぼろぼろがたがたの地盤といわざるを得ない、まさにとうふの上に原発をつくるようなもので危険が一ぱいだ、地表も、敷地一帯は活褶曲構造で、現在も動いている、大断層が近くにあることも考えられるので、大規模な調査をする必要がある、こういうふうに言っておりましたが
「若狭湾、福島など他地点と比べ形成年代が新しい。また水分を多く含み、風化も激しくてボロボロ、ガタガタの地盤といわざるを得ない。まさに豆腐の上に原発をつくるようなもので危険がいっぱいだ。地層も敷地一帯は活褶曲構造で、現在も動いている。